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虐待・拘束防止委員会

2025/03/04

2月14日バレンタインデー♡13時半より「虐待・拘束委員会」会議がありました。

10分程度の高齢者虐待の現状、種類、防止策についての動画を見てから早期発見するための、記録や観察の必要性を話し合いました。

食事中のエプロン使用に関する問い合わせがあったことなど市からの回答を共有。どうしても必要な人、自立支援上必要でない人の見極めをしていくこと、必要な人に向けては、エプロンをする同意を得てからやる様にまずはそこからやっていこうという話になりました。

身体拘束の定義は状況によって異なり、利用者の意思を尊重することが重要であることを確認。

虐待防止には、倫理観の向上とチームケアが重要。小さな変化に気づき、声を上げることが第一歩。

身体拘束、虐待防止の定義を職員間で情報共有する必要性など話し合いました

令和5年度の高齢者虐待の統計データが発表され、過去最高の1万8223件を記録。家族や親族による虐待が9割以上を占め、身体的虐待が最も多いこと。

また、各地の介護施設での虐待事例が報告を見ました。

適切な説明や同意なしに拘束が行われていたケースが多く、職員の認識不足や人手不足が背景にあり、虐待防止委員会の役割や、職員配置の工夫、記録方法の改善など、各施設での具体的な取り組みについて話し合いました。特に、ミトン使用の事例を通じて、適切な対応と家族への説明の重要性が大切。

虐待防止に向けて、介護者の理解促進と支援が必要。身体拘束に関する適切な手順と記録の重要性、また職員の意識向上が必要。家族の要望と施設の安全基準の間にある矛盾について議論されました。特に転倒リスクのある患者への対応方法について意見が交わされました。

記録の漏れを防ぐため、チェックリストと記録の一致を徹底する必要がある。職員の倫理観向上のための研修を継続的に実施する。「ちょっと待って」という言葉を避け、「はい、来ます」など肯定的な応答を心がける。

個別のケースに応じた柔軟な対応と、スタッフ間の情報共有、家族との連携が重要なことを再確認して会議を終わりました。