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6月勉強会
介護の仕事は、利用者さんの生活そのものに触れる仕事です。 食事、排泄、入浴、寝室…。本来は誰にも見られたくない領域に、私たちは踏み込ませてもらっています。 だからこそ、介護は「信頼関係」がすべての土台になります。と、今回講師を引き受けてくださったのは、特別養護老人ホーム うなまの里 理事長の櫻井俊司様です。昨年は職業倫理の研修をしてくださいました。

プライバシーと個人情報の違いを知ること
プライバシーは「ここには踏み込んでほしくない」という個人の感覚。 個人情報は氏名や健康状態など“その人を特定できる情報”。 似ているようで違うものだから、介護職は両方を意識して扱う必要があります。
状態に応じた“ちょうどいい距離感”
● 自立している方
過度な声かけは監視に感じられることも。自尊心を守る配慮が大切。
● 要支援の方
見守りは必要。でも過干渉は不快感につながる。ペースを尊重すること。
● 要介護の方
排泄・入浴は最もデリケートな場面。
どれも「自分だったらどう感じるか」を考えると自然にできる配慮です。
個人情報は“施設の信用そのもの”
情報漏洩は信頼を一瞬で壊します。 新人・ベテラン関係なく、全員が同じ意識を持つことが大切です。
実際に、訪問看護師が利用者情報を転職先に持ち出した事件もありました。 「うちでは絶対に起こさない」という強い意識が必要です。
介護職としての心構え
介護は上下関係ではなく「人と人」。 誰もが“今を生きる権利”を持っています。
こうした積み重ねが、施設の文化をつくります。
最後に
プライバシーと個人情報の扱いは、利用者さんの尊厳を守るための基本。 そして、信頼関係を育てるための大切な約束でもあります。
これからも「自分だったらどうしてほしいか」を忘れず、チームでより良いケアを目指していきたいと思います。