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大牟田研修
10月18日(金)から19日まで、6名で大牟田へ研修にいってきました!!
1日目、小規模多機能ホーム「たかとりの家」へ
大牟田は小学校区内に小規模多機能がひとつづつあるそうです。
職員が対応するのではなく利用者さんが色々活動していました。アットホームな感じでお家の延長線で、洗濯をたたむ方、TVを見る方、お話されている方、皆さん笑顔で、スタッフさんたちの声掛けも優しかったです。地域交流サロンもありコロナ明けで今年から盛り上がっていくそうです。小学校や保育園とも近く子どもたちの作品のプレゼントも飾られていました。
「あんな管理者になりたい」と車の中で話すくらいお話の上手な管理者さんで、大牟田と日向市との違いも見えました。
昼食をとってから「看護小規模多機能 ナーシングホーム たくま」へ
ここは病院と各介護施設が連携していて、大牟田唯一の看護小規模多機能だそうで、1階が病院で、2階に看多機があるつくりになっていました。縁側を持つ(2名ほどほんとに縁側があるね😃と勘違いしていましたが、昔のような縁側でほのぼ、あったかーいのイメージの縁側と表現されたと後で知ります。)
交流拠点として隣に地域交流の建物があり元気体操などの活動をしているそうです。ここの管理者さんも面白く笑いの多いお話になりました。看護多機能の一人一人に寄り添えることや看取りの話も感動的でした。
そのあと、理事長先生が世界文化遺産の三池炭鉱、万田坑に連れて行ってくれました。
日本の産業革命は炭鉱から、近代産業の貴重な資源となった石炭の発掘所、それを運ぶための交通の発達、機械の発達・・・
理事長の「早く見ておかないと朽ち果ててしまう」の言葉で向かったのですが、ラピュタの要塞のような場所で大きな第二堅抗櫓が圧巻的でした。修繕工場や港まで続く線路の後などを見て帰ってきました。
2日目は朝一で、三池港へ、三池炭鉱から算出された石炭が大型船で運ばれるようになるまでのお話をガイドの方にしていただき、海の水をせき止めて手作業で港を作っていって、今も当時の閘門が動いているのにびっくりしました。港がハミングバードと言われるように鳥の形に見えました。
そのあと、ここ一番最初に行くべきだったね(笑)大牟田市石炭産業科学館へ
地球資源石炭の出来方から、炭鉱技術の歩み、模擬坑道で実際に炭鉱の様子を見たりエネルギーで遊んだり前日の炭鉱と港との話が一気にまとまる、そんな場所でした。なんか、命をかけて仕事をしていない私にはうらやましい情熱というか、たくさんの方が亡くなっているのですが、その上に日本の発展がある。今の世の中が恵まれているなありがたいなと感じました。
お昼は、駅前の電車車両を改造したおしゃれなカフェでコーヒーとフルーツサンドをいただき、大牟田ビンテージの町 株式会社の冨山さんへ会いに行きました。地域つくりをどうされているか駅前を中心に空き店舗を活性化させたり、集客方法、防災のお話もあり、理事長の
言ってることが冨山さんの話でよくわかったし、うちの活動に繋がるヒントもいっぱいいただきました。
この研修を活かし、私たちの仕事に生かしていきます!貴重な研修をありがとうございました。